志望校に合格するのは、こんな生徒だ!前編

進路指導

どうも、やまとです。

多くの高校生は、受験勉強というのは「受験勉強」という何か特別なことをすることだと思い込みがちです。それは大きな間違いです。結論から言えば”当たり前のことを、当たり前にやる”ということです。今日は大学進学を目指す高校1・2年生にこそ見てほしい話題です。高校3年生には1つ1つ確認をし、自身を振り返ってみてほしいと思います。

こんな生徒が合格した!

☆ 授業を熱心に受けた生徒

授業を大切にせずに内職をしていたり、学校よりも塾や予備校を重視している生徒がいます。受験で使わない科目に時間を使いたくない気持ちはわからなくはないですが、その授業時間に内職をしないと間に合わない計画である自分を恥じましょう。本当にデキる生徒は時間の使い方がうまいのです。また、塾や予備校は使い方によっては大きく成績を伸ばしたり、モチベーションが上がったりする効果が期待できます。ただ、藁にも縋る気持ちでいく場所ではありません。まずは授業姿勢を見直し、時間の使い方を改めてみましょう

☆ 部活動を一生懸命に最後までやり遂げた生徒

これは部活動に限りませんが、何かを継続してやり遂げたという経験が大切です。そのような経験が自信となり、自分を奮い立たせてくれる原動力となります。自分はこれを頑張ったといえるものを持ってください。逆にそういうものがない人は、受験では第1志望を簡単に諦め、卒業後の人生でも何かにつけて妥協する傾向があります。

☆ 人の言葉を謙虚に受け入れることのできる生徒

”人は自分に心地よい言葉しか耳に入らない”とも言われますが、それではどこかで失敗することが目に見えています。ただし、間違った情報や自分に合わないアドバイスがあることも事実です。すべてを受け入れることはできなくても、それが自分にとって有益かどうか吟味できるようになりましょう。まともな教員なら生徒に何かを伝えるときには根拠を示し、その生徒にとって最もよいと思われる情報を伝えます。少なくとも私はそうしています。

☆ 教科書・ノート・定期試験・模試をきちんと整理・保存している生徒

最近特に気になるのは、このようなことができない生徒が以前よりも増えていることです(発達系の困難の現れの1つかもしれません)。物の管理が重要だということは言うまでもありませんが、これまでの学習の成果は自分にとって宝の山です。センター試験学習の最後の詰めは教科書ですし、自分で書いてきたノートをさらにまとめるのは特に社会・理科などに有効です(だから授業のノートそのものは汚くってもいいのです)。定期試験や模試は当時に自分が解けなかった問題を教えてくれますし、その問題が今は解けるのかを確認できます。それを失くしてしまったり、そもそも残す気がないのはもったいなさすぎます。

☆ 欠席・遅刻・早退がなく、最後まで登校した生徒

私は高校3年生を持つときは、クラスに対して1つだけお願いをします。それは「欠遅早の回数を学年で1番少ないクラスにする」ということです(ホントは 欠遅早 0!って言いたいんですけどね。さすがにそれがプレッシャーになったり、ひどいときは休んでしまった生徒を責めるやつが出るので言いません)。そんなクラスは受験に強くなります。学校中心の生活をするということですから、学校に対して非常に前向きです。学校に来れば同じ目標に向かう仲間がいる。支えとなる先生がいる。そんな環境が受験を乗り越えさせてくれるのです。受験前には3年生は家庭学習期間に入る学校も多いと思いますが、直前まで登校して勉強しましょう。

後編に続きます。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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