どうも、やまとです。
引き続き志望校に合格する生徒の特長を見ていきます。

☆ 進路目標をしっかり持っている生徒
ただ「志望校がある」というだけでなく、”進学先で何をしたいのか”、”何のために進学するのか”が明確な生徒はブレません。このような人は成績が伸び悩んでも、周りがのんびりしていても、淡々とやるべきことを積み上げていきます。それこそ推薦入試の志望理由書や面接試験に臨めるレベルで、志望校研究と進学理由をはっきりさせている生徒は無敵です。
☆ 質問の多い生徒
自分の無知による質問は相手に煙たがられますが、わからないまま放っておいて手遅れになるよりもマシです。わからないことは、恥ずかしがらずに質問しましょう。そんな質問をしないためには、アンテナを広く張って大切なことを落とさないことです。”いい質問ですねぇ”と言ってもらえるような質問だとなおいいですね。質問は重ねていくうちに、質が上がっていきます。自分の理解の度合いを合わせて説明できると、相手も”ここがわかってないんだな”ということがわかり、的確なアドバイスを送ることができます。
☆ 英語を毎日学習した生徒
ここは勉強の本質的な部分というよりは、今の入試制度ならそうした方がいいという項目です(私が最も重要視する科目は”国語”、とくに”現代文”です。ここはまた別の記事にしたいと思います)。文系でも理系でも、多くの大学で英語の試験が課されています。2021年度の新入試からは筆記とリスニングの配点が (比率は大学ごとに変えられるようですが) 100点:100点となり、外部試験の導入も予定されています。とにかく英語が何かしらの形で課される以上、ここの手を抜くわけにはいかず、英語の得点率が高ければ何とかなることも多いからです。苦手な人は特に英語を遠ざけることのないようにしましょう。
☆ ルールや締め切りを守るまじめな生徒
受験生で生徒指導にかかるような人はまさかいないと思いますが、そのような大事でなくても”制服を正しく着る”であるとか”お菓子を持ち込まない”とか”携帯を使わない”など学校によって校則で決められたことを守りましょう。校則を知らないということはないはずなので、それをあえて破ることは勉強以外のことに気が向いている証拠だからです。また、授業の課題やホームルームでの提出物など、いつまでに出しなさいというものを守れないことも同様で、自分が関わる大事なことに目が向いていません。特に受験の出願などは、時間に遅れれば容赦なく切り捨てられます(締め切り日に、大学に直接願書を届けたことがあります…昔の話です)。そのようなことで不利益を被るのは、他でもない自分です。少し気持ちを入れればできることは、やっておいて損はしません。
☆ 早く自分の学習スタイルを作り上げた生徒
学校にいるときには授業でほとんどの時間を拘束されますが、起床時間・就寝時間、学校の休み時間・放課後の時間、家に帰ってからの時間など人それぞれのサイクルがあります。さらに1・2年生には1・2年生の、3年生なら時期ごとに適切な勉強スタイルがあります。時間だけは誰にでも平等に、時に優しく、時に残酷に流れていきます。周りを見てみてください。勉強しているようでなんとなくページをめくっているだけだったり、ぼんやりと外を眺めていたり、ペンをクルクル回していたりだけの人がいるはずです。限られた時間を有効に使い、集中して勉強をする。頭ではわかっていても、それを実行して継続するのはなかなか難しいのです。自分のスタイルを早くに確立できれば、それだけで他の受験生に先行できます。受験が成功するかどうかの一番のカギもここです。
いかがでしたか?前・後編合わせて10個の特徴を挙げてみました!自分の生活を振り返ってみて、これらに当てはまる生活を送ってみてください。自分の進路に向かって苦しみながらも一歩ずつ進んでいく受験生を、やまとは応援しています。目標達成のために一緒に精進しましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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